神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

密教 惟神の道(良心)

○ 良心の良さは、その人の信じる各々の宗教の内容の良し悪しによって養成される様になっている。

 

○ 良心の働きの強弱がその人の人間性をきめて来る。

 

○ 信仰に依る、その人の神心の悟りが、その人の人格を高めることになる。

 

○ 神の教えを心に受けとめるとは、意志に受けることを言う。意志が心である。従って人は良心によって言葉し、行動するものとなっている。

 

○ 人の霊的生命とは、良心の中に在る。良心に従っての心には平安があるが、良心に反して行動する心には悩みが伴って苛責(かしゃく)が起こる。

 

○ 国利民福を目標とした良心の働きには、偉大な神のお加護がある。

 

○ 良心の働きが、活発化されて来ると、それにあるものは全て他にも・・・との心の働きが自湧的に湧き出て来る。

 

○ 「隣人に対する仁」にある良心は、真(まこと)に対する良心となっている。これは真に対する信により作られる。

 

○ 「主に対する愛」にある良心は、善に対する良心となっている。これは真に対する愛により作られる。

 

○ 前者は、主の天国に住する良心であり、後者は、主の霊国に住する良心である。

 

○ 自分の利益を得んが為に、不正を企み、それをあたかも正義の様に見せかけ、他に働き行動するものは、良心が無いのと同じ。

 

○ 自ら悪い考えを持って、他人にはその行為があたかも善の様に見せかけ、他人の心をたぶらかす者は、良心が無いのと同じである。

 

○ 従って本霊中心の霊的信仰とは、外に心を求めるものでなく、自分の心の内を看破することにある。