神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完翁 説話 ㉛

・心の作用如何は、本来自由自在である。何にもないのである。

・畏まっている人より、横着者ながら心太く度強い奴は、「こいつ、面白い使いものになる」という事になる。こちらは罪罰本来なしの心理を知っているからである。

・身をこの現世において、心だけ磨くということは中々である。一遍や二遍生まれ替わらん事には磨けんのである。

・神は一度は死ぬように人間を造られているのである。御魂磨きを本当にするなら死んだらよいのである。

・それを吾々は、身は現界のこの生活に置いて、心のみを攻めて五千年前に返そうとしているのである。これがすなわち御魂磨きである。それには一つ圧力が要る。それが指導である。

・指導には教育的と実力的とある。

・習って依存せず、又食い逃げせずにいくべきである。そこで甘酒の中にイモリの黒焼きを入れてある。師に対し、煮て食おうと焼いて食おうと勝手にせよという心は、その黒焼きを呑んでいるのである。

・本来一人一人、吾れ神の子なりによりて、その力を捧げ仕え奉るが真の信仰。

・指導を完全に受けるには、惚れ抜いて真似て行くこと。そうすればいつの間にやら似てくる。

・私は人生を長く扱っている。神経を少々の事に使わない。損をするのでのんびりやっている。