天授の心理によると、霊とは想念や意志の活動そのままです。
人間の意志や想念の働きは霊界では、精霊そのものの活動する姿を現しています。
想念とは、ふいふいと湧いてくる情動のことです。
その想念が次第に固まる事によって意志を形成します。
そして、形成された意志は人間の行動を伴う事になるのです。
いかなる人間であっても、この心の法則に支配されています。
死して霊界に入ったとしても、同じことです。
この心の法則とは「自分の心の中に思った事は、行動せずにおられない」という事です。
善い事をするのは心に善い事を思ったからであり、
悪い事をするのは心に悪い事を思ったからです。
全ては、その人の心の責任です。
人は心を清めずして善い人生は作れません。