神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完 伝

大谷司完 伝 ー門出ー

当時、家を出、村を出ると云うことは決死の覚悟がいるのでした。 景介は父親より生前贈与(財産分け)を受けます。それは、「茶碗」と「箸」でした。これは暗黙の内の教えであり「我が家には財産がないので、後はお前の甲斐性で生きていけ」と云う事だったの…

大谷司完 伝 ー木之本町ー

分校での教育は5年生迄であった。従ってそれ以上に勉強するとなると、木之本町の本校に行かなければならず、親元を離れて生活しなければならなかった。 知人に頼み、神照寺と云う寺から通うことになった。 この寺には、奉職する兄弟弟子達がいて、そこそこ…

大谷司完 伝 ー幼年期ー

景介は村の神社の境内でよく村の子供達と遊んだ。時には遊び過ぎて、家での決められた仕事を忘れることがあり、姉や母が代わってそれをしてくれていた。 景介の仕事は風呂の水を汲むことで、近くの川から汲んで来るのは、それなりの体力がいった。 ある日、…

大谷司完 伝 ー琵琶湖ー

琵琶湖の湖北に位置する一ッ島、竹生島は瑞霊三女神のおわします神島であると司完師は語られていました。 心の清らかな人達が参拝の為に島に向かわれるとその途中で、神様が喜んで居られると云う証として、迎えの雨が霧雨のごとくにして数分降ると云われてい…

大谷司完 伝 ー誕生ー

司完師は、神都湖北に位置する伊香郡、庄村で明治26年1月3日誕生されました。父上は大谷常治、母上は大谷シデ、の次男(景介と命名、後に司完に改名される)に生まれたのでした。二人の姉、兄、弟がいました。 昔の大谷家は村でも有数の資産家であったの…

大谷司完 伝 ーはじめにー

大谷司完師の84年その人生は、苦難多き人生であった様です。それは神の選ばれた使徒としてその使命達成の為に、神人となる多くの修練でありました。 大谷司完師を御用に使われた神様は、真実の神と申される国土之神様であり、5千年前に一度出現された神様…