その次に、大谷先生とお会いしたのは12月のとても寒い日でした。
大谷先生の話はどれも、次のような謎めいた内容のものでした。
「少し来るのが遅れたようだが、ギリギリに間に合ったようだ。もう一年遅れていたら、あなたはこの道には役にたたない人になるところだった。」
「これからはあなたには2人の親が居ると思いなさい。一人は産みの親。もう一人は私である。」
「あなたの体には沢山の霊的な紐をくっつけたまま此処に来ていなさるが、それらはどれもこれも将来、あなたの修行の役にたたない。邪魔になるものばかりであるから、すべて私が切っておきました。」 等々。