神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

密教 惟神の道(神)

真実(まこと)が神であり、神が真実(まこと)である。

真実の無い所に神は居まさず、その場が清められる、と言うことがない。

霊的に「隠身(かみ)」と表現する時には、神とか霊と言うものは、肉眼にては確認しにくい処から、目に見えないから、その実体は正しいものか、邪霊なものなのであるか、高いレベルのものであるか、低いレベルのものなのであるか解らないので「隠身」と言って解らないもの、その扱い表現をするのである。

カミと言葉に出しても、元々から神様や人間から神に向上した神、天より使命を持たされている神、歴史上の有名人が神と祭られているもの、動物神(トラ、クマ、ライオン、サル、犬、ネコ、キツネ。蛇、等)龍等を神とされているものが多い。

国土神と言われるのは公の神様のことで、公務をたずさわれている神様の事で、国事の代表される神様の総称を国土神と言う。

道、都、府、県の代表となる神を国魂(くにたま)の神と言われ、市町村のレベルの長の公務をされる神を産土の神と申される。

その一家、一族の長たる大先祖を氏(うじ)の神と申されている。

人間の知恵によって作られた「神」もあります。(観念神

神様は、人々の個々の問題は全てご存知なのである。従って嘘をついたり、ごまかしたり、悪い事をする事はお嫌いなのである。だから、それ等の事はしない事・・・

悪を嫌いにならんといかん・・・と言う事になる。

 

神の仕組みと言うものに「正神の仕組」と言われるものと、「ヤクザ神の仕組」と言うものとがある。その使われる「言葉」には、両方共に似た様な言葉を使われるが、その内容と言うものは、大変な隔たりのあることを知らないといけないのである。

この中には、霊能者達の言う似た様な言葉もあって「ヤクザ神」も「神の申す通りにせよ」とか、のもある。

しかし、ヤクザ神の言う通りにしていると、非常識的な世界に人知れず引き入られてしまうのである。特に「霊的」なものごとの中に、注意していないととんでもない世界、すなわち、「精神異常」の事になってしまうのです。

正神界の神々は、常に「常識的」な視野から判断することを注意していないと、その様な世界に入ってしまう。これを常に注意していることが大切なのです。

 

霊界には、色々の神界が存在している。旧国家神道の神界の神他、教派神道神道の神、山岳信仰の神界の神等、多種多様、大、中、小の規模の内容を秘めた神界というものがあり、それぞれの目的を持った「御神業」なるものを進めているのである。

正神界にも、正神の御神業が目的を持って進められている、同じ様な言葉が使われているといえども、その内容は正しい精神状態の霊止に内流に依り自覚せしめられているものである。

 

正神、真実の神様とは、瑞霊神のことです。

 

正しい信仰心により、瑞霊神より、瑞霊の心を戴いて瑞霊心となる神人。