我が国のおける先祖の見方として、死んだ方は、一応皆先祖として扱われます。
人は死んだら終わりではなく、中身たる霊魂は霊界において、現世に居た時と同じ様な考えを持って生活しています。
先祖達は、なんとか好転したいと思っても、心の法則によって、自分の力では何も出来ない状態に置かされているので、現世に居る子孫に頼るより仕方がなくなっているのです。
従って子孫達は好むと好まざるとにかかわらず、先祖達の霊的な影響を無意識に受けています。
先祖からの影響は、善悪両面からのものであり、信仰の無い子孫は悪先祖達からの支配を受け不幸になりやすく、信仰のある子孫は、善良なる先祖からの支配を受けやすくなります。
霊界で悶々と湧き出ずる悩みをそのまま解消し切れないままに居る先祖達を救うには、正しい信仰の徳により救いの神の神徳に頼るより仕方の無い事です。