想念とは流動する情動。日常フィフィと感ずることの出来る情動のこと。
「ああして見よう、こうして見よう」
「行って見ようか、それともやめておこうか」
「これを買おうか、やめようか」
等を色々と考えてくる想い。これが次第に意志を形成してくるようになるのです。
意志というものには行動が伴いますので、「想ったことは実行する」というのです。
霊学では、想ったととは実行したことと同です。
意志とは、情動が一つにまとまったこと。
顕現とは、それが現れ行動すること。即ち、他人にも解るようになること。
悪いことをしておきながら、つかまって見ると、つい魔がさしたとか、ほんの出来心でついやってしまった。というのがありますが、想念・意志・実体の法則から見るとそんなことはあり得ない。
たえず、心のな底でそれをやって見たいと思っていたので行動したのですよ。ということです。
すべての人生に起こって来ることは、自分の意志にもとずいてやっているので、その意志について自分が責任を取らないといけない。というのが霊的に見た法則になっているのです。